えとキャンについて
えとキャンとは、2022年6月に開催された、グラブルの期間限定の月末イベントです。
この記事はスクショ多めです。十二神将が可愛かっただけでなく、いろんなキャラが出てきて背景や関係性の変化が面白かったので、まとめておこうと思った記事になります。
(ちょっと今更ですが。)
(スクショ多めですので、読み込み重いかもしれません、注意してください)
1.イベント開始~キャンプが始まるまで
イントロ
出だしから可愛いキャラ勢ぞろい
当初、運営がどこまで「十二神将に対して、本気12人出す」つもりだったのかわかりませんが、もう8人そろっていて9人目も目前というのは感慨深いですね……。ここまで来たらとりあえず一巡りはしてほしいところです。
立ち絵刷新されたアニラも可愛いくて良いですね。こういうことを定期的に行ってくれるグラブル運営には頭が上がりません。
今回はアロハスじゃなく、野宿…キャンプだそうです。去年、会議が思うように進まなくて酷かった事を反省したようです。えらい。
キャンプをすることになった原因:ビィに煽られたから
それにしても、アロハスではやらないにせよ、普通にグランサイファーでやるなり、8名の実家どこかでやるなり、他にもやりようはありそうなんですが、そんな中キャンプを実施することになったのは意外な理由があったようで……というくだり。
な、なんだこのメンツ?!
- ヴェルダー
- マリー
- パヴィーダ
- ガラドア
- 団長
グランサイファーから野外生活に長けてる団員を五名選べと言われて、このは5名は浮かばないだろ…
パヴィーダは今までまったく触れられてなかったのに、今年3月のホワイトデーでお笑いコンビの1名として登場したり、謎の待遇を受けてますね…。
ビィの放った「お嬢様だもんな」の一言だけで、キャンプ行きを決めてしまうあたりがまさにお嬢様っぽい気もするんですが、とにかくそんなわけでキャンプでの会議開催が決まったんだそうです。
ショックを受けるアニラ、不穏なフラグを立てるビカラ、いきなり放り込まれたワードに対するリアクションが各々異なるのは面白かったですね。後々出てきますが十二神将ってお勤めの内容が(プレイヤーから見た時印象強いかどうかはさておき)文面でも語られがちなので、「お嬢様」ってワードはぶつけられたことが無かったんでしょう。多分。
1日目の前半「キャンプ開始~それぞれのキャンプ」
キャンプ初日、ビカラの耳が焦げるまで
見どころが異様に多かったキャンプ初日、ここで重要なのは「ナル・グランデ空域に皆で遊びに行っている事」だと思います。(最新のメインストーリーの展開を踏まえ、あまり細かく考えずに)今後色んなイベントでナル・グランデにある土地や、そこに住むキャラ達がイベントに出やすくなるという状況は、個人的に面白い・良かったなと思っています。
紆余曲折あり、立派なテントが立ちました
このファンタジー系の世界観にありがちな「フルーツ転がしておけばそれっぽく見える現象」はなんと呼べばいいんでしょうね。テーブルの背がちょっと低い気がするんですが、キャンプ用品自体に明るくないので一旦突っ込まないようにします。
ファミリーキャンプ真っ最中の三姉妹。
今回は「まずはジャブ」みたいな展開と内容で、微笑ましい会話をしてくれる役回りですね。
薪割りの過程でビッキーの耳がダメになってしまったビカラ。泣き顔差分が気合入りすぎ。
「なにかやっちゃいました?」な展開を妄想していたにも関わらず、うまくいかず。異世界で異世界転生したがっている……。
驚異の27歳キャンプからサウナ再登場まで
「27歳限定キャンプ」という、とんでもない条件でキャンプを企画したのはシグ姉。そんなガンダムとかでしか成立しなさそうな企画でも人数集まっちゃうのは本当グラブルならではというか、他に真似できないコンテンツすぎる。
ところでシグ姉はもっとフューチャーされて良い。SSRキャラとは言わないので、スキンが欲しい
尚、シエテの他、パーシヴァルにも言及されていました。が、パーシヴァルは実装当初から27歳設定なんですが、同じ設定だったランスロットはつい最近リミテッド化にあたり28歳設定になりました。ちょっと四騎士周りの時系列が気になるところなんですが、あまり深く考えずにおいておきましょう。
次は、お待ちかね、と言わんばかりの季節限定キャラのお披露目パート。
シンダラは「双子設定」という他に無い要素のおかげで、シルエットを大幅に変えても見分けがつく…からか、結構遊びが入っている印象ですね。髪型変わるとは思いませんでした。
また、既に水着スキンの存在するビカラのSSR実装は読めなかったです。シナリオはしっかりキャンプなんですが実装されるキャラは水着。まぁ、いつものグラブルの夏らしい、ブレーキやや緩めの感じは悪くないと思います。
それにしてもこの反応はビカラ不憫すぎる
ビカラとティコの組み合わせは意外性が強かったですね。人気キャラと人気キャラが組み合わされた結果という感じもしたんですが、上手い具合にペアとしてハマっていたように思います。
ビカラ14歳とティコ19歳の組み合わせ、姉妹ぐらいの感覚で接する感じなんでしょうか。ティコがしっかりお姉さん目線のキャラやれているのは、元のフェイトエピソードを考えても良いと思います。「設定が重すぎる+足太いネタ+グイグイ来る季節会話」要素と、登場頻度が多いわりに、あまり素の性格見れる機会が少ないので。
こんな直球のネタ放り投げられるとは思いませんでした。
サウナに目覚めたデリフォードが更に周りに薦めることで、寒いのが苦手なクビラがサウナの良さに目覚める…と時系列を感じる展開は良かったです。
デリフォードにこんなに台詞がたくさん用意されているのは、余程サウナイベントの反響が良かったんでしょうか。サウナイベは本イベントと同じく、色んなキャラの色んな絡みが見える良イベだと思っているので(まだ先でしょうが)サイドストーリー追加が楽しみです。
1日目の後半「夕食作り~修学旅行みたいな夜イベント」
夕食作り開始
この表情差分、可愛すぎませんか。
27歳キャンプ組が上手いこと辛さを中和してくれましたが、キャンプの料理失敗ネタは初心者あるあるですね。凝ろうとせず、バーベキューぐらいのシンプルな食事がなんだかんだ失敗しにくい気がします。
それにしてもサウナイベの時もそうですが、このキャンプイベント、なんというか「ファイヤースターターを3姉妹に用意させる」とか、現実に流行っている事柄に対して、どのキャラに何をさせるか、持たせるか、というのが非常に上手い気がします。
唐突な露天風呂
アロハスじゃないのにアロハスで見た光景を全部見てる気がします。すごいやグラブルは。
露天風呂では、「ティコがグランピングしているようだが、なんでもかんでも用意してもらっている、それはキャンプと言えるのか?」という話をしていたり、これまでのふりかえりや反省をしました。ちゃんと会議も進んでいるようです。個人的には会議の中身も知りたいんですが、このイベント会議の内容ほっとんど出てこないので多分あんまり重要じゃないか、この先年末年始イベで小出しにしていくんでしょう。多分。
十二神将+ティコ先生は一挙にどうぞ。
このくだりも良かったですね。
ティコ先生……
サンダルフォンとシンダラの邂逅
各SNSでもちょっと話題になっていた「シンダラ(フアン)」と「サンダルフォン」二人の絡みは、「夜、寝れないから恥ずかしい話をしよう」というマンガの修学旅行の夜みたいな展開の回想から。
フアンが、レナやデリフォードがコーヒーを飲んでいるのを見て、自分も飲むと言い出す展開…でまぁ全体的にほほえましい話なのですが…
シンダラは、「初代が霊力を込めた桃の木から生まれている」「初代の分け御霊で、能力も似ていて面影もある(初代の魂のかけらを継いだような人物)」というグラブルでも非常に珍しい設定のキャラクターです。
その生まれの背景が突然、サンダルフォンに刺さってくるわけです。こんな展開誰が予想できたのか。
ただ(いつも通りというか)コーヒーネタだけで登場するものかと思っていたので、短いながらもこのシーンは驚きました。
サンダルフォン自体の反応は「…そうか」だけでしたが、その後の態度やフアンへの接し方を見るに決して悪印象を与える答えではなかったのでしょう。
恐らく何人かはログを開いて、音声再生を繰り返したのではないでしょうか
この後、レナ、デリフォード、サンダルフォンの3名が大人の対応、渡り鳥を見てるふりをして、「フアンに、シュガーポットに手を伸ばす時間と口実を与える」シーンがとても好きです。グランサイファーにこういう時間が流れていると判るシーンが、妙に嬉しかったですね。
夜、ライアンの咆哮
ここは感想がとっ散らかりそうなので、ダイジェストで。
2枚目:フアンの「歩ける寝袋」かわいい
3枚目:パイの「歩ける寝袋」かわいい
4枚目:ライアンの「俺も27歳」魂の咆哮。何年ぶりの出演なんだろう
5・6枚目:いつものラムレッダ(27)+α
このイベントの合間に「ビカラとフアン・パイの間で起きている勘違い・すれ違い」がようやく解消されます。ビッキーに対して「魔法少女みたい!」は一周回って出てこなかった感想なのでなんか新鮮でした。
2日目:暑い、からの寒い、からのクライマックス
エウロペとガブリエルの登場
身も蓋もない言い方をすれば、召喚石かSSRキャラで来るであろう水着ガブリエル販促シーンでした。とは言え今までと変わらず「天司と人間の視座の違い」距離は縮まったもののその辺りの違いはあるんだよ、とを印象付けされたシーンでもあったのかなと思います。
エウロペ・ガブリエル・サンダルフォンとの現状が判る距離感も良かったですね。それにしても最近のグラブルは白で攻めてくる傾向があります。
コーヒー淹れてもらったのは良いけど気温が暑くて大変そうな十二神将組、それに対し違うそうじゃない的な反応を返すサンダルフォンの図。
アイスコーヒーを淹れる選択肢まではまだ持っていない様子ですね。
エウロペがさらっと気温を下げて解消してましたが、これ中々に優れた能力のような気がします。常に快適な湿度気温に保ってくれるのは凄い。
ここでは「自分たちだけでこなそうとする十二神将たち」と「頼ってほしい周りの人たちや団長たち」のズレをガブリエルが示唆しつつ、とは言え十二神将側がそれに気づかない…という話の流れで締めました。
突如気温が下がってクライマックスへ
気温快適…どころか極寒の地になってしまい、サウナイベントの時に見たアレ(アラナンと楽しい一行、みたいなシーン)を思い出すような場面になってしまいました。
と思っていたらちゃんと回収してくれました。こうして見るとパイとフアンは常にギャグ寄りのシーンや反応の時に重宝されてますね……。
お酒と耳を再び失うラムレッダとビカラ。
最後はキャンプファイヤーを倒して終了です。1年後ぐらいに自分で見直しても意味がわからない気もしますが、とにかくボスはキャンプファイヤーでした。
黒幕…というか仕掛け人はガブリエル。「空の民たちは力を合わせることが本質なのに、気づいてなかったから。でもやりすぎたみたいで、ごめんね」というのが吹雪の発端だったみたいです。
ちょっとやりすぎ+止める気があったにせよ、生命の危機になるようなやつは関係性に禍根を残してしまうような気がするのでご勘弁願いたいですが、細けぇことはいいんだよ!的なイベントでもあるのはわかりきってるので、ここはスルー。
スクショ見返したら、みんなわりと余裕ありましたし……。
エンディングとまとめ
27歳組のキャンプ再演なるか
シエテやパーシヴァルの参戦も匂わせつつ、27歳キャンプの企画を更に広げようとするシグ姉、良いですね。ライアンが再登場するのであれば、そろそろもうひとひねりキャラ性か個別の関係性が無いと埋もれそうですが。周りが濃すぎるんですよ27歳組は。
無事、キャンプ終了
団長やティコ先生はじめ、皆も加わり会議を進め、帰り道は少し寂しい…みたいなエンディングで〆。
イラストのキャンプ用品見てると一個ずつデザイン考えられているんだろうなと思われる道具ばかりで大変に力が入ったイベントだったんだなと思います。十二神将同士の交流が可愛い!というのがメインのイベントなんでしょうが、同時にいろんなキャラクターの関係性や距離感が垣間見えて非常に面白かったです。人気キャラもさることながら、それ以外のキャラクターをこうして掘り下げてくれるのは嬉しいです。
日常イベントにはハズレが少ないと言われてます。次回も楽しみにしたいですね。