最初に
この記事はグランブルーファンタジーの浴衣シルヴァとウィルナスの組み合わせ、使い方・編成例、をまとめてみました。二人を組み合わせることで、主にウィルナスが凄いパフォーマンスを発揮してくれました。
今回はマグナ編成で紹介しています。(とは言え、アグニス編成でも考え方自体は同じはず)
(2023年追記)だいぶ古い+当時の知識で書いたので、編成も限定的です。現状だとウィルナスは主にパーさんと一緒に猛威を振るってるので、リミテッドパーシヴァル・ミカエル辺りと組んでバカスカ殴ってください。
この記事のポイント
最初に、要点をまとめておきます。
ウィルナスは最強になったのか?
(少なくともこの記事の編成だと)なりませんでした。
ウィルナスはそもそも「どこでも通用する強アタッカー」だと思っています。「弱体効果無効+破壊力+ディスペル」というシンプルな役割しか持たないため「各所で最適解になる最強キャラ」には多分今後もならないんだろうな……と思いました。(とは言え、風マルチだったら大抵のバトルをこなしてくれます)
※参考までに、どういうキャラなんだっけ?という方はコチラも見て頂ければ嬉しいです。
その他のポイント
- カカシ相手に殴ってます
- 主人公のジョブは自由でOK(今回はヴァイキングで確認)
- 個人的にオススメはヴァイキングかパラディン
- 英雄武器があるなら、現状なら剣豪が相性◎
- 奥義ゲージ支援役を一人入れておく(剣豪なら自分で撒けるので不要。今回はアニラで確認)
- 使い方は、1ターン目はアビリティ一通り使い、2ターン目~6ターン目の間、攻撃ボタンを押すだけ
- 虚詐使ったムーブは管理人エアプなので、紹介できません。すみません
浴衣シルヴァの性能、概要
ここでは簡単に、浴衣シルヴァの性能を確認しておきます。
種類 | 名称 | 性能 | ターン | 備考 |
---|---|---|---|---|
奥義 | サルヴェ・ブリット | 火属性ダメージ(極大) ・発動ターン中、焦眉効果 | – | ■焦眉効果 ・敵の被ダメージ30%(6回まで) |
1アビ | サイレント・エイム | 自分にサイレントエイム効果(5T / 消去不可) ・通常攻撃を行わない ・敵対心大幅DOWN ・奥義発動時、シルヴァの次に配置された 火属性キャラに再攻撃効果を付与 ・ターン終了時、 火属性キャラに奥義ゲージUP(15%) 火属性キャラに奥義性能UP ・奥義ダメージ10%UP(累積最大100% /消去不可) ・ 奥義上限5%UP(累積最大50% /消去不可) | 7T | |
2アビ | 次弾装填 | 火属性キャラの奥義ゲージUP(30%UP) 2回目発動で ・奥義ダメ80%UP(1回) ・奥義上限20%UP(1回) 3回目発動で ・ダメージ上限5%(4T) | 7T | サポアビで 使用間隔短縮あり |
3アビ | アーミティウス | 敵に ・風属性攻撃15%DOWN(180秒) ・連続攻撃確率DOWN(DA/TA共に50% / 180秒) 2回目発動で ・最大CT増加(グラビティ 180秒) 3回目発動で ・命中率50%DOWN(3T) | 7T | |
サポアビ | 夜祭のスナイパー | ・通常攻撃で奥義ゲージが上昇しない ・攻撃行動を行わない時、ターン終了時に奥義即発動 | ||
サポアビ | 正射必中 | ・敵の幻影・回避に関わらず奥義が命中する ・チェインバースト(奥義4回以上)発生時に、 次弾装填(2アビ)の使用間隔短縮(2T) |
短期戦なら、やはり1アビ効果中の奥義を撃つことでの「焦眉効果を付与」「再行動を付与」が強力でしょう。今回の記事では主にこちらを紹介します。
長期戦でも使ってみてますが、とにかく奥義支援が強力です。奥義重視の武器編成にすることで、より良い感じに全体の攻撃力を上げてくれるかと思います。(この辺り、特に剣豪と相性が良いです)
更に、3アビのグラビティ・命中率50%DOWNは、生存率をかなり引き上げてくれます。(フラウがサブにいれば4Tの間命中率50%DOWNというのは嬉しい)……発動までの期間はかなり遅めですが。
ウィルナスと浴衣シルヴァを組み合わせた時の編成例
メンバー編成について
- 最低限必要な編成は「浴衣シルヴァ+ウィルナス」だけ
- 本記事は「浴衣シルヴァ+ウィルナス+奥義支援役が誰かひとり(主人公可)」で構成
- 主人公のジョブは自由でOK、以下主観でオススメ
- サイレント・エイムの効果を5Tから6Tに伸ばし、総ダメージ量を引き上げる「ヴァイキング」
- デバフがキツめの敵に対して、5Tの間フルレジストで強気に出れる「パラディン」
- 奥義ゲージ支援が行いやすく、奥義編成とも相性が良い「剣豪」
- アニラは今回の編成では「奥義ゲージ上昇量UP」を行えるキャラとして採用
- マグナ編成だと1アビとの相性もとても良く、攻撃力が大幅に上がる
- 奥義ゲージ上昇効果のあるバフが、特殊枠で消去不可
- 奥義ゲージをある程度支援できるなら、他キャラでも代用可能
- 主人公が剣豪で奥義ゲージ支援が可能なら、ここを別キャラにしてもOK
- 浴衣シルヴァ、ウィルナスの位置関係は崩さない事
主人公のアビリティ構成は基本的には自由で、ヴァイキングならヨムスボルグを入れておくと大幅に総ダメージ量を上げることが可能です。
編成幅は「2キャラ+奥義支援役」をイメージしておくと編成が組みやすいです。かなり枠の圧迫感がありますが、「ウィルナスがディスペル持ち」「シルヴァがグラビティ・DA/TAのDOWN持ち」と考えれば、少しは楽になるかと思います。
武器編成例について
今回は渾身寄りに適当に詰めてみました。……ちょっと渾身盛りすぎました。
武器編成は自由度が比較的高いと思っていますが、マグナ編成では「四象降臨で入手できる銃」が「奥義ダメージ上限をUPできる方陣スキル持ち」として非常に重要なので、これだけは外さないようにしましょう。
敵によって「背水」「奥義重視」「確定TA重視」でいろいろ変えてみようと思ってます。
ちなみに、ソル・レムナントは今回たまたま4凸で止めていたのですが、メインに持ち替えた時に(この編成の仕方だと)若干、総ダメージ量が減りました。ソル・レムナントの「TA時追撃が乗る」効果と、「ヒット数が増えると焦眉効果の恩恵が薄くなる※」という点が良くなかったようです。5凸にすれば素の攻撃力も上がるので、きっと問題無くなるとも思います。
※それだけ焦眉の効果が強力という事でもある、と思っています。
召喚石編成
今回の編成では、召喚石を使う必要が無いので、組み方が自由です。サンも編成はしていますが、使用していません。とりあえず強力なものを詰めてもいいですし、敵に合わせて自由に編成して貰っていいと思います。
今回は画像のように編成しましたが、マウント(弱体効果無効)系の石は欲しいかもしれません。
浴衣シルヴァとウィルナスの、基本的な使い方
実際に使ってみて、浴衣シルヴァとウィルナスの組み合わせでは、以下の事柄を前提として覚えておくと良いと思いました。
- ウィルナスの「いつアサ(2アビ)」は「通常攻撃の”直後“」に発動する(効果は2T)
- 浴衣シルヴァの「奥義を撃つと、後ろのキャラの再行動付与」は発動したターンのみ付与
この「シルヴァの奥義時にウィルナス再行動」と「いつアサ」をどんな風に組み合わせるかが非常に重要になってきます。大まかに(特に意識しなくても)2通りの使い方になっていくので、紹介していきます。
シルヴァとウィルナスが同時に奥義を撃つ場合
このパターンだとウィルナスの行動は以下の通りになります。
- 「最初のターン」
- 浴衣シルヴァの奥義で、ウィルナス2回行動付与
- ウィルナスの動きは「奥義+1アビ」「確定TA+2アビ」になる(6HIT)
- 「次のターン」
- 浴衣シルヴァ、待機(次ターン奥義発動可能)
- ウィルナスの動きは「確定TA+2アビ」になる(次ターン、支援されていれば奥義発動可能)
アサルトタイム時などは勝手にこうなります。焦眉効果でウィルナスの奥義を強くしたいパターンになっている為、こちらを利用する場合、浴衣シルヴァの解放武器などで特殊上限を盛っておきたいところです。
シルヴァとウィルナスが交互に奥義を撃つ場合
今回紹介するのはコチラです。SNS等で少し話題になったりしましたが、「2回確定TAを撃つウィルナス」ですね。
- 「最初のターン」
- 浴衣シルヴァ、待機(次ターン奥義発動可能)
- ウィルナスの動きは「奥義+1アビ」になる
- 「次のターン」
- 浴衣シルヴァの奥義で、ウィルナス2回行動付与
- ウィルナスの動きは「確定TA+2アビ」×2になる(8HIT)
焦眉効果と再行動を確定TAに全振りする構成です。奥義ゲージ上昇UP等の効果があれば、確定TA+2アビ(20%UP)×2回で、また次のターンにウィルナスが奥義を撃てるので、これをずっと繰り返す形になります。
このパターンだと確定TAを付与するために、最初にウィルナスに奥義を撃たせ、次ターンにシルヴァに奥義を撃たせる必要があるので、そこが少し面倒です。ただ、今回の編成例であれば、その面倒な部分は(少なくとも【敵が奥義ゲージ上昇を妨げない前提で】6ターンの間は)カンタンに解消できます。
浴衣シルヴァとウィルナスの、実際の動き方
では、上記を踏まえて実際に動かしてみます。とは言え、動かし方は非常にシンプルです。
最初のターン(準備)
- 最初のターンは、アビリティを一通り使う
- 主人公の「ヨムスボルグ」だけは、「バフを一通り使った後」最後に使う
- アニラの3アビ後に、シルヴァとウィルナスのアビリティを使う事
編成やバトルの状況によりますが、今回の編成例ならコレを行うだけで、先ほどの「ウィルナスとシルヴァが交互に奥義を撃つパターン」の完成です。
アニラの3アビは「奥義ゲージ上昇効果」があり、シルヴァ、ウィルナスの奥義ゲージUPの効果を大幅に高めることが出来ます。よって、「シルヴァ(全体)+ウィルナス(自分)のアビリティで、ウィルナスだけが奥義を撃つ状態」を作ることが出来ます。
※効果量にもよりますが、アニラでなくとも、奥義ゲージ上昇効果を持っているキャラなら他のキャラでも問題はありません。
以降の流れ
以降は「6Tの間、攻撃ボタンを押す」だけです。
奇数ターン(1ターン目含む)
見ての通り、奇数ターンは「シルヴァが待機」「ウィルナスが奥義を発動し、追加アビリティを撃つ」ターンになります。(勿論他の2名は通常通り攻撃します)
偶数ターン
偶数ターンは「シルヴァが極大奥義を撃つ」「ウィルナスが(確定TA+追加アビ)×2を撃つ」というターンになります。このターンでの攻撃が主なダメージソースになります。
※2回目の「フレイムクロー」の頃には焦眉効果が乗っていないので、60万ほどダメージが減っているのが判ります。
シルヴァ本人は1ターン待機している分、見た目の数値よりは攻撃力の面で見劣ります。しかし、ウィルナスは次のターンも1000万ぐらいダメージを与えてくれるので、総合的なメンバー全員の攻撃力という意味ではあまり気にする必要がありません。
最終的なダメージ量について
今回の編成では、以下の通りになりました。
キャラクター | ダメージ量 |
---|---|
主人公 | 30,979,092 |
アニラ | 15,138,168 |
浴衣シルヴァ | 22,033,168 |
ウィルナス | 94,997,224 |
ウィルナスは1億こそいきませんでしたが、6ターンで全員合わせ「1億6千万」ぐらいダメージを与えることが出来ました。7ターン目の時点でウィルナスの奥義が発動できる状態になっているので、7T目で1億8000万ぐらいになると思います。
ちなみに8ターン目には、またシルヴァの1アビが使用可能になっているはずです。奥義ゲージの関係性次第ですが、7T目以降も行動する必要があるなら、ウィルナスの奥義を敢えて1ターンずらす事も考えてもいいかもしれません。
この編成を組んでみての感想(長所、短所など)
この編成でどこに行けそうか
特定のバトルに刺さったわけではないのですが、高難易度(ルシHLとか)以外、風マルチとかならドコ行っても良い感じでした。
この編成なら消去不可バフ盛り盛りなので、バフに関してはほとんど消される心配がありません。
ただし、デバフに関しては食らうとキツいです。特にティアマトマリスHLあたりでデバフ受けてしまうと、うまく立ちいかなくなります。弱体効果無効系の対策は必須になります。そういった場合はパラディンの「フルレジスト」をもっていくと、総ダメージは減りますがそれでも全員総ダメージ1億前後なら同じターン数で出してはくれました。(季節限定石ですが、水着アテナ等はハイレベル風マルチには刺さりやすく、優秀です。)
ヒット数は落ち気味なので注意が要ります。V2バトルで心配な時は、主人公の「ディストリーム(ヴァイキングなら最大10ヒット)」、「召喚石のウィルナス(15HIT)」等を用意しておくと良さそうでした。
別な編成でいいのでは?と頭によぎった時は
そもそも「短期で(ウィルナスを活かしつつ)火力を出す編成」なので、何かのバトルに特化したオンリーワンな編成ではありません。例えばシオンを中心とした編成とかでもダメージは出せるわけなので、そこは趣味嗜好として割り切ってやってました。好きなキャラが暴れてくれるだけでも楽しいものです。
長所は?
先に挙げた通り「消去不可バフが多い編成になっている」というところがまず1点です。
後は「2キャラ分の枠」を使うわけですが、「2キャラ以外の枠に必須キャラや石が存在しない」ところも気に入っています。
また、個人的には、この記事で紹介している構成など、準備さえ整えば数ターンのあいだ攻撃ボタンを押し続けるだけなので気持ちがとても楽なところも良いと思っています。
最後に、浴衣シルヴァのポイントとして「再行動付与が出来る」特性があります。「サン刀(再行動ついてるキャラに吸収効果)」を編成に入れることが検討しやすくなるなど、将来性があるのが面白いところだと思っています。以前の記事で紹介しているように、ウィルナスに回復・バリア付与は(防御力が高い為)とても有効なので。
短所は?
短所も先に挙げた通り、ヒット数が稼ぎにくい……というところです。シルヴァが2ターンに1度待機してしまうので、待機している瞬間のヒット数は激減します。敵によっては何かしらカバーする必要があるでしょう。
また、そもそも「アニラ」「ウィルナス」「浴衣シルヴァ」と全員が限定キャラであり、揃えるのにハードルがとても高いという問題もあります。
最後に、これは長所にも上げましたが「2キャラ分の枠を使う」という点です。シルヴァも多彩な事が出来るというわけではありませんし、ウィルナスも役割が非常にシンプルなキャラクターなので、最近の複雑化しているバトルに対応するには、主人公のジョブ側や、召喚石編成を工夫しないといけない場面も多いと思いました。
最後に
浴衣シルヴァ自身は「ウィルナス以外とも組める」性能ではありますが、それでも現状のベストパートナーはおそらくウィルナスになりそうです。
浴衣シルヴァがいなければウィルナスのパフォーマンスは落ちるのか…と気になる点もありますが、やれる事はあくまで「火力マシマシで殴れるようになる」というだけです。(元々、これこそウィルナスでやりたかった事なのですが)
「高耐久で耐え続けてディスペル付きの極大奥義を撃つ」役割自体は変わり無いな、と感じたので、仮にこの編成が組めなくてもさほど落ち込む必要は無く、(ウィルナス好きな人は特に)風マルチなら大体どこにでも連れて行ける…と思っていいと思います。
でも、もし浴衣シルヴァが手元に来る機会があったなら、編成など参考にしてもらえたら嬉しいなと思います。